【歌舞伎町ラブホテルデート前編】ラブホテルはアジアンリゾートだぞ。
最近になっておてんば娘の性欲がとどまることを知らなくなってきた。
というのも私が日常的にした会話において常々下ネタで返してくるからだ
例えば僕が病気から回復した時に
「少し元気になってきたわ」
と、彼女に声をかけると
「え〜あそこが?」
なんて返してくるようになってしまった。
前の彼女であれば「よかったね」「やったじゃん」と 無愛想に返してくるのが常であった。
このままでは僕の私生活に支障をきたすと感じ、彼女の性欲を少しでも取り除かなくてはと使命感に駆られ僕は彼女に
「ラブホテル行こうよ」
と提案した。
彼女は下々を見るような目でインスタグラムを眺めていたが
「え、ラブホテル行きたい」
と目を輝かせていた。
(色つけてるとエロいので色味消しました)
そんなこんなで僕らは性欲の集まる街歌舞伎町へと向かったのである。
歌舞伎町のラブホテル街に到着すると僕らはあちこちのホテルに回りその良し悪しを見て回った。毎回ホテルの中まで入っていたため、外に出ると"あの"なんだか恥ずかしい気持ちをなんども味わった。
しかし5件ほど回ったところでどのホテルもそれほど大差なく結局僕らは王道とされるバリアンリゾートホテルに向かったのである。
私はバリアンリゾートホテルを利用することが初めてだったためどんなものかとワクワクしていたが、彼女は女同士で利用したことがあると卑猥めいたことを言っていた。
ホテルに到着すると入り口からアジアンリゾートと称される理由がすぐに分かった。
内装 匂い 雰囲気
まさにリゾートを再現した素晴らしい施設である。
僕らは16時にホテルに入り20時までのプランで8000円弱の値段であった。
彼女はフロントのアメニティなどが置いてある場所から
「え、きたこれ」
と、梅こんぶ茶のもと的なやつを持って部屋に向かった。(美味しかったのか3本もくすねて帰ってきた)
部屋に着くと、アジアンテイストな雰囲気が僕らを迎えてくれた。
部屋に着くとすぐに僕らはAV鑑賞を始めた。本気のものを見るのは恥ずかしく、「爆乳プロレス」なる企画モノを観た。
内容としては、男VS女の勝負で先にイッた方が負けというものであった。
単純にSEXするのではなく、おっぱいで男の鼻と口をふさぎダウンさせようとするなど意外とハラハラドキドキする面白い内容であった。
そんな内容のAVであったが男と女が裸であることに僕は興奮していた。
隣を見るとおてんば娘も1人の女性へと変貌していたのがわかった、、、
次回、
爆誕!おまんこ戦士アワビーナス!
いだぞ。
絶対エロいから次回も読んでくれよな!
【歌舞伎町デート】マリオパーティでジャパニーズドリームを掴むぞ。
新宿、歌舞伎町。
全国から欲望や野望を持った人間が集まるこの街で、今日もジャパニーズドリームを追ってやってきた2人がいた。
舞台は「新宿プレイランド カーニバル」
GODZILLAの映画館の隣に位置する歌舞伎町最大のゲームセンター。どこまでここでカーニバルを踊り狂えるのか。
今回借金地獄の地下労働から僕らを救い出してくれるのはこのゲーム機。
マリオパーティー不思議のコロコロキャッチャー
メダルをガンガン入れて、パーティを進めていく。マリオパーティ同様サイコロを降って前に進むがここでは毎回の終わりにミニゲームが開催されることは無く、淡々と孤独に歩を進めていく。
僕らは、2000ペリカで換金したメダル400枚を持ってこの沼と呼ばれるマリオパーティに参加した。
パーティが始まると、何かに取り憑かれたかのように我を忘れ、目の前の生きるか死ぬかの戦争に夢中になっていた。
なかなか、運は向かずメダルは減っていく一方であった。
「これ、当たりでねんじゃね」
とうとう、彼女がイライラモードになってきた。金のことになると常にケチを入れる女はメダルゲームでもケチをつける。
彼女のイライラがおさまることなく2時間ほどが経ち、遂にメダル獲得のチャンスが訪れる。
ところがかなりいいところでメダルが切れてしまう。
そして私達はこの局面に勝利した。
彼女と会って以来1番の笑みを僕は見た。
しかし、この1時間我々は沼に全てを吸われ、無一文となった。
無一文となった我々は隣町である新大久保に向かった
「昇竜拳、昇竜拳」と遊びながら向かう彼女の1発をまともにくらい私は首が回らないほどの重傷を負った。
新大久保では韓国名物のサムギョプサルをしっかり楽しんだ。
[完]
【舞浜デート下巻】ディズニーは甘くないぞ。
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前編のあらすじ
彼女にそそのかされ、騙され、誘導され、ディズニーランドに行くことになりました。
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15時になったところでスターライトパスやらにてディズニーランドに入園した。
入園して、まずはお土産さんに向かった。彼女は耳が欲しいとドラえもんのようなことを言って、ドラえもんの敵であるネズミのかぶりものを買っていた。
ネズミに擬態した彼女と共にパーク内を回った。カリブの海賊やフィルハーマジック、そしてスターツアーズとゆっくりめなアトラクションを回った。スターツアーズにはなんと2回目も乗った。彼女はスターウォーズが100度の飯よりも好きである。その騒ぎっぷりは少し引くほどであった。
彼女が好きなものは「スターウォーズ」「化粧」「めちゃくちゃくだらないバラエティ番組」が主だったところである。
とことことパーク内を歩いていると目の前に戦場が現れた。
ウエスタンランドにある「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」だ。
ここでは、全部で62個ある赤く光る各ターゲットを狙い、見事、ターゲットに命中し、特定条件を満たすと保安官バッジが貰える。
玉は10発ですべて撃ち、10発命中することができたら、シルバー保安官バッジを。また62分の1でアトランダムに特別なターゲットが設定され、命中するとゴールドの保安官バッジをもらうことができる。
実力のシルバーと、運のゴールドといったところか。
僕らはこのバッジ欲しさに西部劇の世界にタイムスリップすることにした。
タイムスリップすると、そこには世界を牛耳る女射撃手の画が飾られていた、、
画を見ると僕はあることに気がついた、、、
彼女だった。
きっと子孫かなにかに違いない。彼女の射撃ぶりに期待ができそうだ。
1人200円を課金し、我らは10発の弾をGETしバッジ獲得を無我夢中で追いかけた。
気になる結果はというと、、
このザマである。
お互い1発も当たらずに引き返してきた。ディズニーを舐めすぎていた。
我々はその後パークをゆるりゆるりと巡ったが過去の敗北にとらわれたままであった。
私と彼女は意を決して戦場に戻った。ただ裸一貫ではディズニーに到底抗えない。これまで戦ってきた戦友の知識、知恵を総動員するためにネットで攻略方法を調べた。結論としては
銃の基本的な持ち方はこうだぜ!的なサイトが最も役にたった。
準備は全て整った。私は2人分の400円を左ポケットにいれ我々の順番がくるまで瞑想を続けていた。
我々の番が訪れ、銃を目の前にすると異様な緊張感が押し寄せていた。
初っ端の1発目を外すと、銀のバッジは手に入れることが出来なくなってしまうのでその後の9発の運命を左右する。
僕は早速外してしまった。仕方がない。
ゴールドバッジを狙い、誰も狙わなそうなひっそりとしている的に狙いを変えた。1発も当たらずにその回を終えると後ろに人が並んでいなかったので私は課金を続けたいことを彼女に申し立てた。
僕「また課金しようぜwww」
彼女「。。。。。」
僕「ねぇ、課金しても良い?」
彼女「。。。。。」
僕「ねぇってば。」
ここで彼女の背中をちょんとしてしまったことが僕の運の尽きだった。彼女は9発全て命中させ最後の1発といった時に僕からのちょっかいを受けたのだ。まさに彼女の逆鱗に触れてしまった。
彼女「あと1発当たれば、、、ふざけんなよ!!!」
そこから僕はなんとしても結果を出さなければと声も出さずに奮闘した。
地獄の課金モードである。
しかし、早くも3回目の課金の時には僕は諦めムードに入っていた。シルバーバッジは諦めゴールドバッジを目指して適当にぱちぱちと引き金を引いていた。
「よっしゃあぁあああああ!!!」
怒号が戦場に鳴り響いた。
隣を見ると龍に擬態した彼女が暴れていた。龍が暴れたのを見て安心した人間は僕がきっと初めてだろう。
彼女はなんと10回連続で的を射抜いたのだ。
ふーっと私も息をつき、僕の3回目の結果が書いてある紙に目を落としてハッとした。
そこには「ラッキー」の文字が書かれていた。どうやら62分の1を当てたらしい。
「よし、、よぉしぃ。。良かった」
こうして僕らは金銀の保安官バッジを手に入れ、まるで今日のディズニーランドの平和は我々が守っていると言わんばかりに胸を突き出しながら帰宅した。
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【舞浜デート上巻】イクスピアリで、お買い物だぞ。
8月末の日曜日、彼女からある提案を受けた。
皆さんが舞浜駅に向かう目的は、ディズニーランドかディズニーシーのいずれかに訪れることでしょう。
しかし今回は、イクスピアリという舞浜駅を出てすぐ左手に大きく構える商業施設に行きたいと彼女はいう。
その時は不思議なもので私もディズニーに行くのは何か違うが、舞浜駅でディズニーの雰囲気だけ楽しみたいなと思っていたこともあり、僕も行きたかったと素直に意見を述べた。
そして僕達はミッキーや仲間達がはびこる舞浜駅と向かったのである。
近所の中華屋で早めのランチを済ませた後に電車に揺られ30分ほどで舞浜駅に到着した。
彼女は改札を出るとイクスピアリに一直線に歩き出した。
舞浜駅に降りて改札を出るとディズニーランドやディズニーシーに行きたくなるような空気感があり、僕は完全にのまれてしまっていたのだが彼女はスタスタと歩いていく。
こういう時に女性の意思はかたいなぁと改めて感じる。
今回イクスピアリでの買い物の目的は特段なく、唯一あるとすれば僕のダサいバックを買い換えることくらいだ。
常々、おてんば娘の彼女に
「そのバッグダサいよ。新しいの買いな」
と罵られている。たしかに自分のセンスは皆無だがあまりにも直球すぎて少し傷つくときもある。
私は初めてイクスピアリをしっかりと回ったのだが、かなり広い印象を受けた。
ほとんどディズニーランドやディズニーシーと雰囲気は変わらない。アトラクションやパレードに興味がなく雰囲気だけ味わいたい人はここで十二分かもしれない。
しかし、僕と彼女はアトラクションが大好きであった。
始球式のために野球観戦には行かないし、前戯だけのためにラブホテルには行かない。
例にもれず、ディズニーランドに行かずに舞浜駅には行かないのだ。
モヤモヤを抱えながら、イクスピアリの中をぐるぐると回っていると彼女は重くなっていた口を開いた。
「ランド、行っちゃう?笑」
当初彼女の目的はランドに行くことだったのだろうと思うと同時に見事にしてやられたという怒りと関心の感情が押し寄せた。
しかしディズニーランドは無料ではない。せっかくなら朝からパークに入っていたいが時刻は14時だ。ファストパスもめぼしいものは残っていないだろう。
そう思っていると彼女は待ってましたと言わんばかりに
「スターライトパスっていうのがあって15時からのパスなんだけど普通のよりも2000円安いよ!」
私は、少し悩んだがせっかく来たしランドにも行きたくなってしまっていたためOKを出した。きっと彼女はノートで人を殺す東大生のような心境であったに違いない。
次回「時間を超えた暴君女ガンマン参上!!」
次回も絶対読んでくれよな!
【鎌倉デート下巻】初めてのろくろ体験だぞ。
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前回のあらすじ
おてんば娘の彼女と鎌倉デートに出かけた僕らは「ペアリング作り」と「ろくろ初体験」を目的に邁進していた。
ペアリング作りは何とか達成出来たが、突如としておてんば娘がろくろ体験をだるがり始めてしまう。。
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おてんば娘が、ろくろ体験をだるがり始めてから1時間が立つ頃僕らは鎌倉駅近くの喫茶店に深く腰掛けていた。
ろくろ体験が、だるいとなると何か他のことをしなければならないので新江ノ島水族館に向かうか他のアクティビティを考え始めていた。
うーん、うーんと悩む僕を見かねたおてんば彼女は
「やっぱ、ろくろ行く?せっかくだし」
と申し訳なさそうにこちらを見て口を開いた。
考えるのと予約を取り消して別のことをすることが、面倒くさかった私は彼女に甘え、
「うん、ろくろ行こう。断るのお店に申し訳ないし」
と結局当初の予定通りろくろに向かうことになった。
彼女は普段はわがままだか、そのわがままで誰かに迷惑がかかっていることを知ると途端に謙虚になる根はいい子なのだ。
ろくろ体験に向かう中、大仏キャンディというクソくだらないデカすぎるものを買ってしまった。おてんば娘は私と同じ23歳であるが私には5歳のように思える。
ろくろ体験できるお店の最寄り駅に到着するとおてんば娘が道を案内してくれた。
「8分で着くよ!」
意外にも近かったので私は安堵した。予約時間にもかなり余裕を持って到着出来そうだ。
10分ほど歩いても到着しないことを不思議に思った彼女は再度携帯で道を確認してくれた。彼女はまるで小学生の国語の授業で教科書を読まさせられているような棒読みで発声した。
「車で8分だったわ」
僕らは結局タクシーを拾い、10分遅れた。
ろくろ教室に着くとアンパンマンにたまにでてくるホラーマンのような先生が笑顔で待っていた。教室は僕らだけだったので本当にキャンセルしなくて良かった。アンパンマンとバイキンマンが出演しない回にホラーマンだけでてくる異例を出さずに済んだ。
ろくろ体験はお互い初めてであり、基礎の基礎からホラーマンに教わった。
写真撮影はホラーマンにお願いできずに最後の完成したところだけになってしまったが、結論はとても難しかった。どのくらい難しいかというとオムライスをふわふわにかつ、焦げなく作る難しさに似ている。出来そうで出来ないのだ。
完成した作品は1ヶ月後の郵送なので、別れていればすぐさま破片となるだろう。
ありがとう。ホラーマン。
ろくろ体験を、無事に終えた僕らは家路に着いた。
家路の途中でおてんば娘が
「焼き鳥の銀杏食いてぇ」
とまたもや無茶を言い出したが、自宅周辺にたまたまお店があり、彼女と僕は腹を空かせて駆け込んだ。
食べログで3.5以上の評価が付いている稀有なお店であり地元でも評判の名店な様だ。
到着するやいなや、生ビールで身体の火照りを一気に冷ました。
腹が減っては戦は出来ぬと言ったものでまずは白レバーのムースをバケットとともに堪能した。塩につけたレバームースは一層の輝きを増し、蜂蜜をつけるといつもツンツンしている女性が急な甘えを見せるような変化を起こした。
戦が始まると、直ぐに大将が表れた。
「銀杏破れたりっ」
かなり強引に終点まで流したが、僕は彼女を愛おしく感じたのであった。